時間セレブと”mottainai”

ついこの間プレッシャー大会が終わりました。

いつも私はなるべく3〜4曲ぐらいは弾くようにしているのですが、今回は本当に悲惨で1曲弾けるかどうか、という瀬戸際でした。

かろうじて1曲、なんとかギリギリ2日前に形だけ仕上げて当日弾きましたが•••正直内容は燦々たるものでした。

人にはそれぞれ、事情があるでしょうから、なかなか練習時間が取れない人も多いです。

しかも工夫をすれば時間が取れるとかいう、甘い状況ではなく、どうしようもないぐらい時間が作れないときもあるでしょう。

誰を恨むわけでもなく、何がいけないというわけでもなく、ただとにかく練習時間が作れずに曲が仕上がらない。

現代ならではの言い訳です(笑)。

そういう人は「時間貧乏」なわけです。

現代では「時間セレブ」ほど贅沢なことはない。

私は常日頃、お金に関してはシビアなほど節約しています。

無駄がないです。

近くのスーパーやドラッグストアでも「半額」シールの品物しか買いません(笑)。

しかし、時間と体のぜい肉に関してはどうか???

まだまだ節約できそうです(笑)。

特に時間はまだまだ節約できる。

時間がないんだったらとにかく、空いた時間をどうにか、かき集めればいい。

私は今まで、曲が仕上がらなかったのは、とにかく時間がなかったからだと思っていました。

間違ってはいないけど•••。

しかし、4ヶ月ずっと「時間貧乏」だったわけじゃない。

時間に余裕がある時、人はどうしても「また明日やればいい」なんて考えたりする。

そんな時間セレブな使い方をしていないで、時間がある時に焦って「もったいない」という気持ちで練習をすればいいのだ。

そう、時間を無駄にすることほど「もったいない」ことはない。

”もったいない”という言葉は実は外国語にはないそうです。

wastefulという単語はあるけど、ちょっとニュアンスは違う。

その”もったいない”という感覚を大事にして練習したほうがいい。

いっそのこと、時間がある時は動物的な勘で練習したほうがいいのだ。

動物は目の前にある食物は腹がいっぱいになるまで必死に食べる。

仮に明日は食べるものがなくても、今腹がいっぱいになればいい。明日のことなんか考えない。いわんや備蓄なんて考えない。

同じように人間も、今日時間があるんだったら、余裕で構えずに、がむしゃらに時間を「食べた」ほうがいい。

人間より動物のほうが賢い時もあるのだ。

プレッシャー大会は先週終わった。

しかし、今ここで「時間飢餓状態」で練習しないと、練習したい時に時間が取れない状況は必ず来るわけだ。

発表会が終わったばかりの、この1ヶ月•••これが私にとって勝負の1ヶ月と思って練習しないと•••。

そういう切羽詰まった気持ちをいつでも持っていれば人はなんでも達成できるのかもしれない。

のんびりしてたら人間はだめになる。

父が入院している病院に行ったら、入院患者に向けたポスターで

「のんびりすることを悪いことと思っていませんか?」

なんて張り紙があったが•••

悪いことに決まってんでしょうが!(笑)

最近よく思うのだが、お金はあればいいに越したことはない。

そりゃ金持ちのほうがいいに決まっている。

しかし、お金があっても時間貧乏だったら•••どうなんだろう。

もちろんそれでもいい状況の人はいるかもしれない。

しかし、中には時間がお金と同じくらい貴重な「貨幣価値」と思っている人もいる。

何が一番価値が高いのか?

何が一番人生にとって大事なのか?

今までの日本だったら間違いなく「金」だったのだが•••。