令和の時代にクラシック音楽が絶滅しなければいいのですが・・・part2です。
なんかどれ聴いても同じ感じでどこが違うんだかわかんねえし、全然感動しないし、そのうち聴いてると眠くなってくるし・・・。
・・・え?クラシックのことですか?
そうですよね?現代ではクラシック音楽はそう思われている。
いや私はその米酢なんとかっていう曲を指していったんですがね。
さて、令和にクラシック音楽が廃れる可能性大の話題part2です。
・・・現在、もし生徒の中で才能豊かな人がいたとしても、私は音大は勧めません。もっとも自分で学費を稼いで、自由に使っていい身分で勉強をしたいというのならばならば、勧めますが。
音大は現在、学費が4年間でざっと900万円近い金額がかかります。
さらに卒業すれば、就職は皆無です。
昔は教員になればいいという考えもありましたが、現在では少子化でほとんど需要がありません。
もっとも、仕事を音楽関係に限らなければ、一応どこでもあるとは思うのですが。
しかし、せっかく音楽を勉強して卒業したら全く関係ない仕事につくということはどうなのだろうと。
昔はそれでもバブルの時代は、夫の稼ぎで暮らせていける時代だったので、女性は結婚すればまあどうにかなったとは思うのですが、現代は共稼ぎが主流です。
もちろん、自宅をピアノ教室で繁盛させれば共稼ぎということにはなるのですが・・・それは成功すれば、という結果論であって、そういう保証はありません。
この保証がないというのはとても怖いもので、単純にこの世界、稼ぐにはかなりのガッツと才能と運が必要です。
いやあってもやっぱり保証は微塵もない。
結局、この世界は誰もが入っていい世界ではないということなんです。
それでも学費が文系程度の金額ならば、まあ卒業したら一般企業に就職でいいじゃないか、といえますが、そうじゃない学費だと・・・。
私はとてもこんな進路、保護者に勧められません。
結局、趣味にしておいたほうがいいと言わざるを得ないのです。
逆に言えば、昔のように一家に一台、ピアノがあって誰かしらピアノを習っている世の中ならば、ピアノ教師という職業は成り立つかもしれません。
いや・・・そこがポイントなんです。
例えばですよ。
もし義務教育にピアノが入ってきたら・・・。
ピアノ塾なるものができるでしょう。
物理とか化学とか数Ⅱとか、世の中ちっとも良くならないのに「道徳」とか。
大人になってちっとも役に立たない教科なんかやるんだったらピアノを義務教育にして高校受験に入れちまったらよっぽどいい。
今やeスポーツなんてあるんだからeピアノショパンエチュードスポーツなんてあってもいい。
もしくは・・・まあ半分本気冗談はいいとして・・・
昔みたいに一家に一台ピアノを置いて誰かが習えばいいんです。
別に電子ピアノでもいい。
そういう風にしたら、ピアノ教師という職業は十分成り立つだろうし、クラシック音楽も廃れる心配はない。
全ての人がクラシックピアノをやるとは限りませんが、その中である程度の人たちはクラシック音楽に興味を持ってくれるでしょう。
クラシックピアノは確かに古臭いけれども、それでもいい内容はいっぱいある。
理解すれば興味を持てるようになる。
ヤマハなどはそういう、ピアノ業界を盛り上げる努力は惜しまないけれども、大学関係もそういうことを研究して世に訴えたほうがいい。
大学としては「そんなの関係ない」というかもしれないけれども、現実問題として、私がどの生徒にも音大に進むことを絶対に勧めない、という現状を考えれば、もっと大学側も考えていいと思います。
このままでは令和の時代に絶滅するのはほぼ間違い無いでしょう。