先日、実はとある外国人講師達が集中公開レッスン(マスタークラス)をしていたので、見学に行って来ました。
いや(汗)金銭的に私は今厳しいし、練習もろくにできていないんで今回は見学のみです(汗)
ただ、この講師陣たちの指導内容はいかなるものかと思いまして、行って来た次第です。
ここで知らない人たちに説明しますが、外国人講師のレッスンというのは1回につき3〜4万円。だいたいトータルで4回受けるのが主流なので、ざっと12〜16万円は払うわけで、受けるには相当の覚悟(?)がいるんですよ(汗)。
子供が受けるんだったら親の覚悟も相当なものです。
もっともレッスン代には講師の渡航費に滞在費が含まれているので現地だとそんなことはないのですが。
この講師陣たちの国は言わずと知れた・・・と、説明しておくのはやめておきます。
どういうわけか?会場で私に「村田さんですか?」と声をかけられ(汗)
「いや、違いますよ。私は岡本と言います」
と言って岡本社長のようにボケをかましてその場を離れたもんで(汗)
詳しいことは避けます。
どこでも私は逃走犯の気分なもんで
今回の講習もこんな格好で参加していたんですが。バレる時はバレるもんですね。
話にもどりますが、今回私はある教授のレッスンに興味を持っていました。
この教授、実はインターネットではかなり叩かれていました。
ああでもないこうでもない、権力者だとかお金がどうとか。
いろいろ書かれていましたが、果たしてそれが本当なのかどうか?
まあそういう話も出てくるということは嘘ではないのかな?と思ったのですが・・・もしそうならレッスンを聞いたらすぐわかるんじゃないかと。
他にも数名講師陣はいましたがそちらも気にはなっていたのでとりあえず全員聞いてみようかと。
結論から言いますと・・・
インターネットの噂なんてその程度なんだなあと。
全然当てはまっていなかったです。
というより・・・ものすごい教授でした。
最初は「どの程度かな?」と疑心半疑で聴講に行ったのですが・・・最後には自分がのめり込んでいましたね。
そして、数日間のレッスンの間、ずっとその教授のレッスン聴講に通い詰めていました。
他の先生のレッスンルームもありましたが、正直、いつもこのレッスンルームは聴講生でいっぱいでした。
その気持ち、よくわかります。
他の教室の比較的若い講師陣たちも私は名前をよく知っていました。
しかし・・・その講師たちの方が正直・・・(汗)という感じかな。
私が注目していた教授(P)は正直、もう現役を引退しているピアニストかな?とは思いました。
実際、そばで模範演奏をするんですが、全ての曲が完璧に弾けるわけじゃない。
そこがすごいマスタークラスの先生と違うところではありました。
しかし、その先生から伝わってくる音楽は良くわかります。
この辺り、一定以上のレベルの教授になると、どこの国だろうが歳だろうが、関係ないです。
すごい人はすごい。
なんていうか・・・いつも自分が反省させられるんですよね。
話が長くなるので次回またお話しします。