シリーズ〜私をこの世界に連れ込んだ(?)先生達〜3(英才教育について)

いきなりですが、私は英才教育なんていうものは信じません。
自分が幼少の頃に受けてきた教育は世に言う英才教育なのかもしれませんが,そんなもの受けたって私の様に落ちこぼれにも入れないしかあり得ないのです。
英才教育と言っても、本当にそれが価値ある教育なのかどうかなんて、おそらく素人には分からないのです。
分からないから多分、そういう専門家に預けるんでしょうが・・・。
そうやって、専門家に預ければ、安心・・・っていうところが危ないんですよ。
専門家の私がそういうんですから(笑)
専門家なんて私から言わせればピンキリです。
しかも、そのピンきりなんて、この世界をよく知っている極めつけの専門家でしか、そのレベルはわからない。
あんまりこういう事、言いたくないのですが,私の高校生までの教授は良い専門家ではなかったと思います。
しかし、当時、親にはそれは多分、分からなかったと思います。
教授だ、という事だけで信用してしまった訳です。
もちろん、教授自身も、自分がまずい、という事は分からなかったでしょう。
あくまでもぼんやりと・・・ではありますが、すべての事情を知っていたのは・・・私だけでしょう。
もちろん、では本物本命の専門家に就けば、万事うまくいくのかと言えば・・・。
それも違うでしょう。
私の様に、X国の有名な教授についても大して進歩しないものもいる。
結局は、本人次第なんです。
そりゃあもちろん、優秀な才能を持ち合わせた生徒に、優秀な教授という組み合わせなら、最高の効果を発揮する事は間違いありませんが・・・。
どんな分野でもそうなんじゃないかと思うのですが、最終的には本人の努力が物を言うんじゃないかと。
本当にすごい奴って言うのは、育ちの良いサラブレッドから生まれることもあるかもしれないけど、意外と庶民的な長屋から生まれて来る奴も多いんじゃないかと。

・・・まあそんなこんなで、私は当時、教授に対していくらかの不信感を持ちながら習っていたのですが、いよいよ大学受験となった時に、私はとんでもない事をしでかした訳です。
いわゆる・・・
〜謀反〜
ですな。
教授に反旗をひるがえして出て行ったわけです。
今考えてみると、私はとんでもない人間だったようです。
次回はその辺りを・・・。