令和の時代にクラシック音楽が絶滅しなければいいのですが・・・1

ジュラシックじゃないですよ。クラシックです。

というより・・・平成の間にクラシック音楽が絶滅しなかったのは奇跡でしょう。

今の時代は全てデジタル時代です。

車でさえもオートマ車がほとんどでマニュアル車なんかもうほとんど売ってません。

全てが自動だったりデータ化されて、さらにコンピュータ化されてそのデジタル化に遅れる人間が「鈍臭い」と思われる時代です。

私のようにスマホを扱えなくてオロオロしてしまう人などはまさに「鈍臭い」と思われてしまうわけです(汗)。

と言っても・・・私はスマホよりもパソコン派なんですが・・・。

しかしどちらにしてもデジタル化の時代なので、アナログ的な発想や操作はもはや古い時代となりました。

音楽においてもデジタル操作を必要としない楽器=ピアノはもはや時代遅れでもあるし、クラシック音楽という日本で言う歌舞伎みたいな古い音楽はもはや若い人の心を掴む事は至難の技です。

それでも細々とクラシック音楽はかろうじて生き延びていくとは思うのですが・・・時代に取り残されてしまうのは避けられません。

こうなった原因は単にクラシック音楽が古臭いから・・・というだけではないとは思っています。

古臭いというのは、今に始まったことではなく、おそらくラフマニノフやメトネルが死んでしまった時から古臭さは始まってしまったと言っていいと思って今ます。

ラフマニノフ以降の作曲家でそれ以降、ヒットした作曲家がいないのです。

もちろん武満徹やメシアンがいるじゃないか!・・・という人もいるかも知れない。

でも、どうですかね?メシアンや武満徹が一般大衆に受け入れられるのか?

もちろん、芸術と一般大衆文化を比較するのは間違っているという人はいるかも知れない。

でも、それ、間違っていると思っていますよ。やっぱり一般大衆が受け皿なんです。そこがないから衰退していく。

やっぱり今の時代に売れっ子クラシック作曲家がいないのがまずは致命的だと思っています。

もちろん、例えば合唱曲などではヒット作はあるかも知れない。

しかしそこんとこ、一般のピアノ曲用にもヒット作を出して欲しいです。

やれ12音技法だのなんてこだわらずに、出して欲しいんです。

でもそう言うのは多分・・・もう他のジャンルの音楽家に移ってしまったんでしょうねえ。

それはそれ、仕方がないです。

ただ、それだけでクラシック音楽が衰退したわけではないです。

特に私が言う、令和時代に絶滅するかも?と言う危惧はこれとは別です。

そこのあたり、また次回お伝えしたいと思います。

つまりは・・・音大なんですよ。原因は。