何ですかね?この題名?
いや、意外と真面目な内容です。
随分といくつか、韓流ドラマを見たんですが・・・
なんで私がはまってしまうのかと・・・。
いやもちろん、夜、暇人だからっていうのもありますが(笑)
それだけじゃない理由があります。
全ての韓流ドラマがそうではないとは思いますが・・・
よくできた韓流ドラマは日本国内のドラマには無い面があります。
というより、過去にはこの手のドラマが結構あったような気がします。
もちろん、今の日本のドラマはほとんど見てはいないので簡単に判断できませんが・・・。
しかし、やはり今の日本には無い面がある。
韓流ドラマは一言で言えば、叙情性と、構築性、うまい時間の流れ方があるような気がします。
そこがどうも日本のドラマはガサツだなあ・・・と思うことが多かったような?
なんていうか・・・ガサガサ、ドカドカと、おちつかないんです。
しかも内容が乾燥しているというか・・・。
ロック音楽は何が何でもドラムの音でリズムを無理やり刻んでしまいますが、そういうリズムを無理やり刻まない音楽・・・特にクラシック音楽は無理やりな時間の流れがない。
ドラマも似ています。
NHKの大河ドラマは、そういうことがなくて、よくできていると思うのですが、民放の方はなあ・・・(汗)。
もちろん、そう簡単には言えないかもしれません。日本にもいいドラマはあるんでしょうが・・・
ただ・・・韓流ドラマにファンが多いのは頷けます。
やはり、そこは日本には無い面、失ってしまった面があるからでしょう。それは否定できない。
昔、冬のソナタ、なんてやつ、流行りましたよね(笑)
見ていないのでわかりませんが・・・あの当時は男連中はみんな冷ややかな目で見ていましたが、今私が真面目に見たらどう思うか?
どちらにしても、日本のドラマに無い面があったから、みんな日本の主婦が熱中したんでしょう。
あるいは日本の脚本家が、勝手に今の流行りのドラマはこうあるべき・・・と考えてある部分をそぎ落としてドラマ作りをしてしまったのかもしれません。
私もバブルの時、音楽事務所とか、スタジオとかで言われましたよ。
「そういう音楽って今、流行らないんだよね」
自分が作りたい、好きだった音楽はどちらかというとクラシック音楽に近かったのですが、そういうのはもう流行らない、売れない、とかとよく言われたものです。
ただ、私が思うには流行るから、いいものとは限らない。今流行っても10年後は流行るかわからない。
私から見れば、50年前のビートルズの音楽は古臭く思うのですが、一方100年前のラベルの音楽は全く古臭さは感じないどころか今でも斬新すぎる。
クラシック音楽の凄いところはそういうところ。
そういうことが理由で、結局自分はクラシック音楽の方を極めた方がいいのかなあ?と思ったわけで・・・。
日本にいると、この国の考え、思想、手法が正しいと考えがちなのですが、それはとても危険なことです。
自分たちが一番最先端で進んでいる・・・そう思うことは本当に全世界を見回した後でないと危険です。
・・・とまあ、ドラマ評論家みたいなこと言っちゃってますが・・・
まああ単なる暇人だと思ってくださいませ(笑)
私も叙情性、構築性、うまい時間の流れ方のある演奏や、自作曲がこれから作れるといいです。