コロナウイルスによる影響でオンラインレッスンを試そうとしているピアノ講師は多いと思います。
私もその一人でなんとかなるかなと幾人かテストを試みましたが・・・
結果は、正直、あまり期待しない方が良いと思います。
もちろん、全くやらないよりは、良いのですが・・・。
私の場合は
1.LINE
2.skype
3.zoom
この3つを試しました。
この3つのうちどれが優れているということはないのではないか、というのが私の判断で、どちらかというと、それよりもwifi環境の方が重要なものがあるという感じが受けました。
ただし、LINEの場合は誰しもがアカウントを教えてはくれない可能性もあるので、単純にはSkypeやzoomの方が勧めやすいです。
オンラインレッスンの場合、メリットデメリットがあると思いますが・・・
メリットはもちろん、今は人との接触をせずにレッスンができるという点ではありますが・・・
一方デメリットとしては、音質においては圧倒的に不利です。
音楽的な指導という点ではほぼ、成果があげられるか疑問です。
私が使っているwifi環境はnuro光で世界最速の2Gです。
もちろん一般家庭にまで届いている状態でパソコンで速度を図ると500Mbp、アップロードに関しては350Mbpまで落ちてしまいますが、おそらくこれでも末端スピードとしては世界最速のはずです。
しかしそれでも音質(音色)においては使い物になりません。
どう音色においてこちらが留意して弾いても向こうでそれが判断できないぐらい音が劣化して届いてしまいます。
ただ、譜読みのチェックという点ではなんとかできるとは思います。
ただし、間違っている音のチェックをしても、こちらで書き込みはできません。
また指使いが間違っていても、生徒側でカメラ目線を調節してもらわないとチェックはほぼできません。
レベルでいうと、バイエルレベルならば、ある程度のレッスンは期待できそうですが、それ以上の音楽的レベルを伴う学習者には圧倒的に不利です。
テクニックの指導においても、ある程度の指導はできますが、究極の奏法の指導ともなると実践的に目の前でやらないと難しい。
学習塾、英会話などならば問題ないのかもしれませんが、そのあたりがピアノレッスンは厳しい面が多いと思います。
しかし、現状ではいったいこの外出自粛がいつまで続くのか、わからない昨今、オンラインをやらないよりはマシなのかもしれません。
困ったご時世になったものです(汗)